2021/02/22

【中1・2生対象】高校受験ガイダンス(関東編)

 2021124日、中学1年生と2年生を対象としたフリーステップの入試対策イベント「高校受験ガイダンス」がオンラインにて実施されました。このガイダンスは関東地区と関西地区に分かれており、本記事では関東地区のガイダンスについて取り上げます。

 ガイダンスでは私立高校と公立高校の違いとは何かという、受験においてとても重要な基本的情報から、最新の高校受験の情報、そして2022年度から導入される予定の新しい高校入試制度などについての説明などが行われました。

英語4技能対策

 2021年度から大学入試はセンター試験が廃止され、代わりに読解力や思考力が試される共通テストが実施されています。(2021年度共通テスト関連記事は こちら)。また導入が一旦延期されましたが英語では民間の外部試験(実用英語検定やTOEIC,GTECなど)の成績を共通テストの成績に用いられることが検討されています。この目的は英語の4技能、すなわち「書く・読む・聞く・話す」という技能を測定することです。

 そして同様に都立高校入試においても、今まで「読む・聞く」という2技能の力が試されていましたが、20212月現在、中学1年生である生徒たちが3年生になり受験をするときには、上記の4技能を問う形式に変更されることが公表されています。これは実用英語検定やGTEC COREなどの外部検定試験内容と類似する点があります。これまでにも都立高校入試において実用英語検定や実用漢字検定などの取得によって内申点が加算されるという点から実用英語検定受検の有用性を生徒に伝えてきました。そして、今回のガイダンスを視聴した生徒からは「これから英検をしっかり受けようと感じました」という感想を聞くことができました。

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受験への土台作り

 また、同じくガイダンスを視聴した中学1年生の生徒からは「自分の学年から受験制度などに変更があると聞き、早めに志望校なども考えて、しっかりと受験対策をしようと思いました。」という声も聞くことができました。高校受験の入試問題は中学3年間の学習内容が詰め込まれています。中学3年生になってからそれまでの2年間の復習をしつつ3年生の学習内容をしっかりと身につけ、問題演習を行うというのはとても大変なことです。そのため、できるだけ中学12年生の時からしっかりと今習っていることを身につけてゆくことが重要です。もちろん忘れてしまうこともありますが、1度しっかりと理解したことは思い出しやすいものです。受験への土台作りを始めて早過ぎることはありません。また、内申点という観点でも今から学習を始めることは有効です。

 内申点とは学校の調査書に書かれた、各教科の評定(通知表の15で表されている成績)を使って計算します。東京都の場合は3年生の評定のみを使い、英数国理社は1倍、実技4科目は2倍にして合計を求めます。都立高校の場合、一般入試では学力検査と調査書の点数でその合否が決定され、その比率は73です。調査書が30%もの割合を占める入試において、学校の成績をおろそかにすることは絶対にできません。前述したように東京都では3年生時の成績のみが調査書に反映されます。しかし、中学3年生になってから急に成績をアップさせるのは不可能ではありませんがとても大変な道のりになります。そのため、中学1年生・2年生のうちからしっかりと学校の成績を意識した学習方法を身につけてゆくことが重要なのです。

 今回の受験ガイダンスでは以上のように、受験の情報や内申点の計算方法、そして中学1年生や中学2年生のうちから意識するべきことなどを意識することができる貴重な機会となりました。

 入試制度が大きく変動している今だからこそ、情報を入手し、自分に適した学習方法などを早めに身につけていくことは大きな武器になります。フリーステップでは受験に役立つ最新の情報をお伝えする各種イベントを多数開催しております。今回のガイダンスを視聴できなかった方も、もちろん視聴してくださった方も是非今後も受験ガイダンス等に参加してみてください。

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<文/開成教育グループ 個別指導部 フリステウォーカー講師編集部:髙山 萌々子>