2021/07/19

点数アップの裏側【CASE6】

新学年が始まって最初の学期が終わりました。夏休みを存分に楽しんだら、再び学校が始まります。みなさん、新学期の定期テスト対策は万全でしたでしょうか?

大丈夫だよという人、正直やばいという人、それぞれかとは思いますが、そんなみなさんに定期テストで大幅な点数アップを実現した生徒とその担当講師のインタビューをお届けします。

今回インタビューを受けていただいたのは、フリーステップ阪急伊丹教室に通っている中学3年生の服部真依さんと、担当講師の八川先生です。

服部さんは、国語の点数が2年生の3学期期末から3年生の1学期中間の間で、17点アップしました。

お二人へのインタビューから、勉強のやり方のヒントを見つけてみてください。

 

フリーステップに通い始めた時期とそのきっかけは?

服部さん:小学6年生の終わり頃から通い始めました。もともと姉がフリーステップに通っていたので、その影響で入塾しました。

フリーステップで学ぶことによって学校の授業の理解が進み、授業中に自信を持って発表できたり、定期テストでも平均点よりかなりいい点数を取ることができているので、通っていてよかったと思っています。

 

今回点数が上がった科目について、テストに向けて意識して勉強していたことはありますか?

服部さん:もともと国語は読解力がなくて苦手だと感じていました。なので、テストに向けてはテスト範囲に対応した問題をたくさん用意してもらって対策をしました。知っている文章はテストの時には読み飛ばしてしまうことが多かったのですが、テスト対策の時にしっかりと文章を読んで理解することで、テスト本番でもきちんと内容を理解して取り組むことができました。文法も応用問題を授業で取り組むことで、得点につながったと思います。

八川先生:国語はとても対策の難しい科目だと感じています。読解力はすぐに身につくものでもないため、定期テストに向けてという点では、服部さんが言ってくれたようにテスト範囲の文章を繰り返し取り組むことで点数アップに繋げるようにしました。

また、服部さんは文法の点でも苦手意識を持っていました。文法問題は読解力を必要とする問題に比べて短期で結果が出やすい部分であるため、文法の対策も重点的に行いました。中学生の国文法は暗記が多いため、宿題も含め繰り返し演習を課す事で対策しました。

 

普段の授業で、意識して続けている勉強法などはありますか?

服部さん:解けなかった問題は授業内できちんと質問をして克服するようにしています。ワークなどもテスト前よりも早くに終わらせるようにして、授業内で解けなかった問題も、帰宅後に解き直してわからないままにはしないようにしています。

また、国語では難しい言葉や漢字の意味を問われる問題がよく出題されるので、普段から暗記できるように意識して学習しています。最近は読解力を上げるために、先生に勧められて本や新聞を読んだりもしています。

八川先生:数学では、ラップテストで100点を取れるまで繰り返し解き直させたり、国語でも、苦手な暗記の内容も身につくように宿題で文法演習を課したりと、授業内のみならず授業外でも多くの課題をこなしてもらっています。大変ではありますが、結果として形に現れてきていると感じています。

また、授業が早く終わった時には、受験に向けて古文などの対策も行なっています。古文は普段触れない言語なので、現代語との違いを解説したり古文知識を教えるなどして対策しています。

 

これまで先生に言われた言葉で印象に残っているものはありますか?

服部さん:決めていた目標点にギリギリ届かなくてとても悔しく落ち込んでいた時に、次は絶対に目標点を取ろう、と言ってもらえたのがとても嬉しかったです。

 

今後に向けて目標や抱負を教えてください。

八川先生:定期テストでの点数アップはもちろんですが、今年は高校受験の年です。服部さんの希望する高校に納得する形で合格してくれるようにサポートしていくことが今後の目標です。そもそも勉強の仕方がわからないというところから始まっているので、宿題が勉強の仕方の一つの目安となるように心がけています。積極的に質問をしてもらうことが大事だと思うので、これからもどんどん質問してきてほしいと思います。

服部さん:定期テストで点数を取れたところが、模試では取れなかったり、まだ自分の苦手をきちんと把握できていないなと思っています。受験に向けて、苦手を理解して克服していきたいです。一度解いた問題も再度解き直すことで苦手が見えてくると思うので、何度も繰り返し学習をしていこうと思います。

 

まとめ

インタビューを通じて、コツコツと学習を積み重ねてきた服部さんの努力と、それを全面的にサポートする八川先生の姿勢が見えてきました。はじめは勉強のやり方がわからなかったという服部さんですが、先生の導きと服部さん本人の積極的な姿勢が今回の高得点に繋がったのではないかと思います。

服部さん、八川先生、ありがとうございました。

【今回、取材にご協力いただいたお二人】
フリーステップ阪急伊丹教室 生徒:服部真依さん 講師:八川遼先生
ありがとうございました。

<取材・文/開成教育グループ 個別指導部 フリステウォーカー講師編集部:浅田 朋香>