2021/08/23
点数アップの裏側【CASE7】
間もなく夏休みが終わり、新しい学期が始まります。生活リズムがなかなか戻らず、勉強に身の入らない人も多いかもしれません。一方で、学期の変わり目を挟みながら、定期テストで大幅な点数UPを達成した人もいます。今回は、生徒さんと担当講師へのインタビューを通して、その裏側を調査してきました。
ご協力いただいたのは、JR吹田教室の大西由衣さん(中2)と下津勇太先生(英語担当)です。大西さんは、1年生の3学期期末から2年生の1学期中間で、英語の点数が28点UPしました。
フリーステップに通い始めた時期と理由を教えてください。
大西さん:中1から中2へ進級した今年の春からです。以前通っていた塾が厳しく、合わないと感じて。
フリーステップに通い始めて、自分のここが変わったなと思うことがあれば教えてください。
大西さん:塾での学習が楽しくなりました。先生が明るく和やかで授業の雰囲気もよいので、指摘されたことを飲み込みやすいです。また、学校の授業も以前より楽しく感じます。塾の授業で一度触れた内容なので、理解しやすいからだと思います。
下津先生:和やかさは教室全体に言えることだと思います。休み時間に勉強以外の話をしたり、生徒と講師の距離感がちょうどいいのではないでしょうか。気が緩まないよう、「息抜きも大事だけど、授業は頑張ろうね」という声かけも忘れないよう心がけています。
今回行ったテスト対策について教えてください。
下津先生:3週間前から時制の単元を繰り返し学習しました。活用が不規則な単語などの暗記事項は、やればやるだけ身につくと思います。また、ケアレスミスが目立っていたため、普段の授業からこまめに指摘し、見直しの意識を高めました。
大西さん:直ゼミにも参加し、授業の復習や単語の書き取りをしました。真面目に取り組めば出来る教科のはずだと考え、頑張りました。その際には、先生の「次のテストでは○点取れたらいいね」という言葉がモチベーションになりました。具体的な目標があるとやる気が出ます。また、いつも授業を見てくれる先生も応援してくれているんだと思うと、頑張ろうという気持ちになりました。
結果が返ってきたときはどんな気持ちでしたか?
大西さん:こんなに点数が上がるとは思っていなかったので驚きました。目標点を越えてよかったです。
下津先生:僕もです。前回より高得点だろうと思ってはいましたが...ここまで伸びた生徒ははじめてです。
最後に、次回のテストに向けて意気込みを聞かせてください。
大西さん:5教科で450点が目標なのですが、夏休み前の期末テストではあと少しの所で届かず、悔しい思いをしました。次回こそ達成できるよう頑張ります。
下津先生:テスト結果は全体的に右肩上がりなので、勉強の仕方は身についたと思います。これからも地道な努力を継続してほしいです。
まとめ
インタビューを始める前から楽しげなやりとりをしていた大西さんと下津先生。今回の取材を通して、メリハリのある関係性や継続的な努力への前向きな姿勢を感じました。成績UPを目指すうえで学習の継続はとても大切ですが、そのために、生徒と講師で共通の具体的な目標を設定し、モチベーションを保つことも重要かもしれません。
【今回、取材にご協力いただいたお二人】
フリーステップJR吹田教室 生徒:大西由衣さん 講師:下津勇太先生
ありがとうございました。
<取材・文/開成教育グループ 個別指導部 フリステウォーカー講師編集部:髙橋佑稀乃>