2022/10/17

点数アップの裏側【CASE8】

テストの点数をあげるために精一杯頑張りたいと思って、いつも背伸びをして難しい問題に頑張って挑戦しているみなさんにとって、些細なミスで無駄な減点をされてしまうことは大敵になると思います。今回は、そのような些細なミスがないような確実な勉強方法を実践して、実際にテストの成績アップに成功した方のお話を伺いました。中学1年生の学年末テストから中学2年生1学期の中間テストにかけて数学で59点点数アップした、フリーステップあびこ教室に通う山口翔大さん(以下山口さん)と、担当講師の深川貴裕さん(以下深川先生)にお話を伺いました。

フリーステップに通い始めた時期ときっかけを教えてください。

山口さん:中学2年生に上がるタイミングでフリーステップに通い始めました。はじめは親に薦められてフリーステップのことを知ったのですが、ちょうど自分自身、テストの点数と成績に少し危機感を持ち始めていたので、特に、英語と数学と国語の点数や成績を上げることを目標に通い始めることに決めました。

今回の数学のテストでの点数アップは、フリーステップに通い始める時の目標でもあったのですね。その点数アップのために何か特に意識したことはありますか?

山口さん:今回のテスト範囲は計算問題が中心だったので、計算ミスが出ないように、簡単な問題をたくさん解くようにしていました。深川先生からもミスが出ないように意識して、ひたすら問題を解き続けるようにとアドバイスをもらいました。

深川先生:もともと計算問題よりも図形の問題や文章問題に苦手意識があると聞いていましたが、図形の問題や文章問題を解くのにも、計算問題が基本です。計算問題にミスを出さず、基本を固めるように、簡単な問題をたくさん、そして確実に解くことで、点数を落とすことはないと考えました。

基本の部分を固めることが実は高得点への一番の近道になるということが山口さんにもしっかり伝わったのですね。簡単な問題をひたすら解いて集中が切れてしまうことなどはありましたか?また、そのような時、どのように切り替えをしていましたか?

山口さん:集中が切れてしまった時はリフレッシュとして、深川先生に部活や学校の話を聞いてもらっています。勉強の合間にリフレッシュの時間を入れることで、勉強のことを考える時と、勉強以外のことを考える時をしっかり分けることができ、勉強にも集中して取り組むことができています。

今までと違った勉強方法と集中の仕方で受けたテストが返ってきた時はどんな気持ちでしたか?

山口さん:素直に、フリーステップに通って頑張ってよかったなと思いました。今まで好きにも嫌いにもなれなかった数学が少しずつ好きに変わってきています。図形や文章問題に苦手意識はまだまだあるので、わからないところはまた深川先生にたくさん教えてもらいたいです。

具体的に図形や文章問題、またほかの教科につなげたいと思うようなところはありますか?

山口さん:リフレッシュをこまめにしながら、集中するところはしっかり集中したいです。図形も文章問題もほかの教科でもまだまだ苦手意識はありますが、積極的に質問をして、たくさん問題を解いて頑張りたいです。

深川先生:図形は最低限公式さえ押さえていれば、点数を取っていくことはできますし、文章問題も計算問題からコツコツ取り組んでいくことが重要です。ほかの教科も、例えば英語であれば、I have a pen.という一つの文章の動詞を変えるだけで様々な文章ができあがるので、基礎のパターンをしっかり押さえていくことが大切です。

どの単元や教科もとにかく基本を定着させることが大切なのですね。では、それを踏まえて、これからの勉強の目標を教えてください。

山口さん:次のテストも点数をあげることを目標にしながら、5教科の成績評価を5段階中オール5を取りたいです!

 今回のインタビューの様子を見て、山口さんは深川先生のことをとても信頼しているからこそ、もらった言葉を素直に受け止め、言われたことに素直に取り組んでいるのだということがわかりました。どんな内容でも、基本の部分をしっかり押さえて、土台を固めてから、上に重ねていくという方法で少しずつ問題を解いていくことが、確実な点数アップにつながるかもしれません。勉強のやり方に困ったときはぜひ、まずは基本に戻ってみることから始めてみましょう!

<取材・文/開成教育グループ 個別指導部 フリステウォーカー講師編集部:隅田佳乃>