2022/10/31

点数アップの裏側【CASE9】

フリーステップの強みのひとつに「点数アップ」があります。その裏には生徒さんと講師の強い絆と並並ならぬ努力があります。今回は数学Ⅱで見事63点アップすることに成功した板橋教室の河野樹希さん(高2)と地平樹志先生にお話を伺いました。

テストの点数が出た時の気持ち

河野さん「前回が赤点だったので、驚きました。」

地平先生「驚きもあったのですが、嬉しい気持ちもありました。」

インタビュアー「先生の中で点数アップの勝算はありましたか?」

地平先生「もちろんです。」

インタビュアー「素晴らしいですね。では、その要因などをたくさんお伺いしていきますね。」

今回の点数アップの要因

地平先生「家に帰ったらすぐに宿題をすぐやるようにしてもらったことです。時間が経ってしまうと習ったことを忘れてしまうので、すぐに復習をするように指導しました。また、応用問題を解く前に基礎を確実にすることを意識しました。」

河野さん「前回の点数が振るわなかったので、危機感を感じていました。先ほど先生が言っていた、帰宅後すぐに宿題を行うことを意識して、それが幸いしたのだと思います。」

インタビュアー「前回の点数があまり振るわなかったとのことですが、これからどうやって指導していこうと思いましたか。」

地平先生「まずは意識から変えようと意識しました。」

インタビュアー「意識とは具体的にはどういったことでしょうか。」

地平先生「河野さんは最初、そもそも何が理解できていないかが分かっていませんでした。そのために、まずは自分の力でそれを理解できるように指導しました。」

インタビュアー「どのような指導をされたのでしょうか?」

地平先生「途中式を丁寧に書くように指導しました。それによって自分がどこでつまづいているのかを見える化しました。」

インタビュアー「素晴らしいですね。河野さんはそれを実践してみてどうでしたか?」

河野さん「考えたことは全て書くくらいの気持ちで途中式を書きました。それによって、自分が考えていることを見失わなくなりました。」

次回のテストの意気込み

インタビュアー「ちなみに次はどの単元に入るのでしょうか?」

河野さん「三角関数です。」

インタビュアー「難しいところと言っていましたが、どうやったらいい点数を取れると思いますか?」

河野さん「宿題を早くやって、途中式を丁寧に書くことを意識すればいい点数が取れるんじゃないかなと思います。」

インタビュアー「先生からのアドバイスですね!先生はどう思いますか?」

地平先生「今授業で習っている単元が難しいので、できるように指導をしていきます。点数の維持をできるようにします。」

次回のテストのさらに先の抱負

河野さん「大学受験に向けて、基礎以外にも受験に対応した問題も頑張りたいです。」

インタビュアー「将来の夢はありますか?」

河野さん「まだぼんやりしているのですが、法律の勉強をしたいと思っています。」

インタビュアー「何か理由はありますか?」

河野さん「法律は自分達の身の回りにあって、いざという時に守ってくれると思ったからです。」

河野さんから地平先生へ、地平先生から河野さんへメッセージ

河野さん「分からないことがあって悩んでいる時、すぐに察して声をかけてくれる先生です。気がついてくれない時は1回もありません!このまま一緒に頑張ってほしいです。」

地平先生「解説するときはしっかり聴いてくれますし、とても真面目な生徒です。分からない時は遠慮せずに積極的に頼ってほしいです。」

筆者としては、河野さんと地平先生の信頼関係が垣間見える素敵な時間でとても温かい気持ちになりました。河野さん、これからも先生を信じて勉強を頑張ってくださいね。

最後に、河野さんの勉強法のポイントはこちらです。読者の皆さん、ぜひ参考にしてくださいね。

  • 宿題は早めに終わらせる!
  • 応用の前に基礎を大切に!
  • 途中式はとても丁寧に書くこと!

 

【今回、取材にご協力いただいたお二人】
フリーステップ板橋教室 生徒:河野樹希さん 講師:地平樹志先生
ありがとうございました。

<取材・文/開成教育グループ 個別指導部 フリステウォーカー講師編集部:本田萌香>