2024/06/03
点数アップ祭りインタビュー【西院教室】
今回は、定期テストでの得点アップにおいて生徒のやる気向上を目指す"点数アップ祭り"にて最優秀教室に選ばれた西院教室の山本チーフにインタビューを行いました。西院教室は過去に2回、最優秀教室として選ばれています。点数アップのためにどのような取り組みを行っているのか、今後はどのような目標をお持ちなのか伺ってきました。
この度は、最優秀教室賞 受賞おめでとうございます。奪還ですね!
ありがとうございます。以前に2回連続で1位となり、その後5位、3位と続き、今回1年ぶりに1位に返り咲きました。ただ、今回の受賞はあまり狙っていなかったので、びっくりしたというのが正直なところです。"点数アップ祭り"という短いスパンではなく、年間を通してより多くの生徒が点数アップを実現してくれることを目標に奮闘しており、その過程での受賞となりました。
1位奪還の要因は何でしょうか?
講師の熱量でしょうか。その熱量に生徒がついてきてくれました。
西院教室では目の前にいる生徒一人ひとりの点数を上げることが「絶対」です。テスト期間前に講師と生徒で目標点とその乖離を確認します。そして、生徒一人ひとりに合わせて何を対策するべきか具体的に示すことで活気ある雰囲気をつくることができます。絶対に全員が目標点をクリアする!という講師の熱量が、教室全体の平均上昇点数を押し上げ、今回の受賞につながりました。
講師が熱量をもって指導しなければ、その熱は生徒には伝わりません。思うように点数が取れなかったとしても、熱い授業をして講師自身が頑張っている姿を見せることができていれば、また次頑張ろうという生徒のモチベーションにつながります。講師のモチベーションが上がれば生徒のモチベーションも上がる...そのサイクルに力を入れています。
また、技術的な面においては、定期テストの問題を各学年・各校すべて研究していますので、担当する講師には年初に伝えて普段の授業に活かしてもらっています。生徒にもテストの一か月前には情報を伝えて、先に内容を確認したうえで受講するよう指示したり、「次の定期テストまでに残り何回の授業があって、目標点数とるためにどのようにしていくか」ということを積極的に話したりするなど、先を見据えた指導をおこなっています。
―――まさに宣言型、逆算型の指導のポイントですね!
その他、生徒への指導方法について講師に伝えていることはありますか?
最低限の指導方法はお伝えしていますが、やはり生徒一人ひとり性格や問題を解く癖などがありますので、柔軟性をもって講師が工夫できるようにしています。教材の使い方や2~3周は行うことなど必須事項はありますが、生徒が楽しく、点数を上げられるような授業が行われています。
定期テスト前の生徒たちの様子はいかがですか?
普段から先取り授業を行っているため、テスト直前で焦ることはありません。テスト範囲を確認したうえで余裕をもって自学習や授業を進めますので、イレギュラーが起きたとしても対処できているのが現状です。綿密にスケジュールを立てた上で準備をしているため、定期テストでは生徒たちがしっかりと結果を残してくれています。「直前で慌てるようなことがあってはならない」というのが西院教室の大前提です。
点数が上がることによって生徒の勉強の仕方は変わりますか?
自習室に来る回数や家庭学習の時間が増えました。また、授業についても積極的になり、学習意欲が高まっている例が多いです。
―――点数を上げるために家庭学習でのポイントはありますか?
宿題の仕方ですね。答えを写しているようでは点数は上がりません。宿題をするタイミングも重要で、宿題が出てから2~3日以内にやることがポイントです。
最後に次の目標を教えてください!
年間を通して成績を上昇させる生徒をさらに増やし、生徒がより前向きに勉強に取り組んでくれるようにすることが目標です。西院教室は目の前にいる生徒「全員」の点数を上げていくことが絶対だと考えています。当然のことですが、生徒は授業を受けるためではなく、成績を上昇させるために塾に通っています。今後も生徒の成績を上げられるよう、西院教室一丸となって取り組んでいきたいと思っています。
<取材・文/開成教育グループ 企画広報課>