2025/04/07
【点数アップ祭りインタビュー】岸里教室の熱意と組織力に迫る!
生徒の成績・モチベーションの向上を目指す「点数アップ祭り」にて見事、最優秀教室に選ばれたフリーステップ岸里教室。今回は、その輝かしい成果の裏側にあった、教室全体の熱意と組織力、そして生徒一人ひとりに寄り添う指導の秘訣を、インタビュー取材の内容に基づき詳しくご紹介します。岸里教室の佐竹学習プランナー、松本先生、桐山先生へのインタビューから、どのようにして生徒たちの学力向上を牽引してきたのかお話を伺いました。
―点数アップ最優秀教室賞 受賞おめでとうございます!
まずは受賞したときの率直な感想をお願いします。
松本先生:生徒からテストを返却してもらっている時に点数アップが次々と出て、続々と生徒たちが目標点を越えていってくれたので、1位になれるのではないかという期待は少しありましたが、実際に受賞したときはとてもうれしかったです。
桐山先生:講師になってから教室表彰というものに縁がなかったのですが、ある日、教室に大きなトロフィーが送られてきてとても驚きました。これまでの生徒と講師の努力が成果につながってよかったです。
―点数アップのために取り組んだことや普段から指導するうえで
特に意識して行っていることなどはありますか?
松本先生:問題の解答だけではなく解答までの道筋にこだわった授業づくりを行いました。例題の解き方だけを見て、それに数字を当てはめるだけで正解してしまうということがよくあるんですよね。でもそれだと実際のテストでは点数が取れないんです。だから、一問一問にどのような意図があるのか教えることを大事にして、正解したことではなくその解き方や、間違えてしまったとしても、問いの意図をくみ取り、解答への導き方を考えられていれば、それを褒めるように心がけていました。そうすることで、授業を受けてくれている科目以外のテストの点数も上がり、問題の本質を見る力が身につき成長しているなと感じました。
桐山先生:講師から授業後の自習や土曜日の直ゼミへの参加、また家庭学習時間の増加について呼びかけを行い、教室として一体感を持って生徒の学習時間を増やすような環境づくりをしていました。また、定期テストに向けた予想問題をテスト前の授業で実施することで、生徒の苦手な分野を発見し、その後の自習で何を勉強するべきかの指針を示し、生徒が自力で何を勉強すればいいかをわかってもらえるような取り組みもしています。
―なかなか学習時間が増加しない生徒も中にはいると思います。
そのような生徒にはどのような声掛けをしていましたか?
桐山先生:同じ中学の同級生と一緒に頑張ろうという声掛けや、先生と一緒に残って頑張ろうという声掛けなど、誰かと一緒にやろうという雰囲気づくりをし、教室での自習をしてもらうようにしました。そういった環境づくりに講師が積極的になることで、かなりの生徒が教室での自習に前向きになってくれたのかなと思っています。
―今回の点数アップ事例の中でも特に点数を上げた生徒はいらっしゃいますか?
松本先生:化学の点数が36点から73点にまで上がった生徒がいます。
―大幅アップですね!どのような取り組みをしたのか詳しく教えていただきたいです。
松本先生:冬期講習の期間にテスト範囲の化学知識を徹底的に理解してもらい、重要事項を覚えてもらうように生徒と頑張りました。テストが近づいたら、出題されそうな問題をピックアップしたものを解いてもらい、生徒が完璧に内容を把握することができるように努めました。
―テストに向けて普段の授業から意識していることは何かありますか?
桐山先生:前回の授業の内容がしっかり理解できているかを思い出す作業を、授業の初めに必ずやるようにしています。そうすることで知識の取りこぼしを防ぎ、テスト勉強の際、苦手にしっかり向き合うための時間を確保することができました。
松本先生:普段問題を解いてもらう時からどのような問題が解けてほしいかを考え、出題数を絞ることでその分野の問題が本質的に理解できるような授業を意識し、テストの際に自力で解ける力を身につけてもらうようにしています。
佐竹学習プランナー:生徒一人ひとりに合わせた教材選びも大事にしています。勉強が得意な生徒には基本的なレベルの教材から難易度を上げたりすることで、普段より解きごたえのある問題が増え、生徒の実力がさらに上がっていくという成果がありました。
―インタビューして感じたこととして講師方のレベルが高いと感じているのですが、教室全体として指導方法の共有などはどのように行われているのでしょうか?
松本先生:先ほど佐竹学習プランナーからもあったように教材のレベルなどは他の講師に伝えるように意識しています。また各学校の定期テストの予想問題など、参考にしてほしい指導方法などは必ず共有して使ってもらうようにしています。また生徒が家で学習しやすくするために、My Step Logは必ず記入後に、他の講師に確認してもらってから確認ボタンを押すようにしています。これはお互いに確認しあうことで更なる指導方法の改善点を見つけるのにとても役立っています。
―生徒のモチベーションアップのために講師の方々で工夫した取り組みなどのエピソードはありますか?
佐竹学習プランナー:点数が上がった時に、一緒に報告に来てもらって、教室のみんなで喜ぶ...というとても良い風土ができているということがモチベーションを高める要因、維持できている要因のひとつかなと感じています。点数アップを実現するには、講師が点数を上げたいと思わなければ点数は上がらないと思っています。やはり入塾時は保護者の点数を上げてほしいという要望で塾に来る生徒が多く、必ずしも生徒自身が点数を上げたいという想いで来ているわけではありません。そこで講師側の成績を上げるぞ!という思いや具体的に何点あげるのかという目標を相談し、練り上げていくことで、その熱意が生徒に伝わった結果、点数が上がると思っています。
―最後に、岸里教室の今後の目標を教えてください。
佐竹学習プランナー:人の温かさや、親身になるという心掛けが生徒に響き、それが保護者やフリーステップ全体に幸せな雰囲気として伝播していく、こういった環境づくりがとても大切だと思います。岸里教室はこの環境を維持しつづけ、次回以降も今回いただいたトロフィーを岸里教室に置き続けられるように頑張っていきたいと思います。
インタビューを通して、岸里教室の生徒に対する真摯な想いが伝わってきました。指導方法や教材、解かせる問題の選定など、生徒一人ひとりのことを徹底して考えられている姿勢に深く感銘を受けましたし、My Step Logの相互確認など、講師の方々が行っている取り組みもとても印象的で、岸里教室が最優秀教室に選ばれた理由がここにあると感じました。岸里教室の皆さん、今回は点数アップ祭り 最優秀教室賞、本当におめでとうございます!
<文/開成教育グループ 個別指導統括本部 フリステウォーカー講師編集部:米島聖人>