2021/01/11
点数アップの裏側【CASE1】
どうすればテストの点を上げられるのか、日々勉学に励むみなさんにとって、大きな課題の一つだと思います。みなさんの学習のヒントになればと、定期テストで点数アップを見事に成し遂げられた生徒の方と講師の方にお話を伺いました!勉強のコツや取り組み方など、成果の裏側エピソードをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください!
第1回目となる今回は、1学期の期末テストから2学期の中間テストにかけて、英語で32点もの点数アップに成功した中学3年生の山田萌菜さん(以下山田さん)と、担当講師の大沼黎花先生(以下大沼先生)にインタビューをしました。
‐テストの結果が分かったとき、どんな気持ちでしたか。
山田さん:今までの中で一番頑張ってきたテストなので、結果が出てうれしかったです。
大沼先生:前回のテストで今一つ納得のいく点数が取れなかったことは把握していましたが、授業を見ていて英語が苦手な様子はなかったのでもっと点数がとれるはずだと思い、どう伸ばしていくかを考えて授業を行っていましたので、結果が数字として表れてとても嬉しかったです。
‐今回のテストで工夫した点、今までと変わった点はありますか。
山田さん:今までも学校などで英語の長文には線を引いたり書き込むと良いと教わっていましたが、その理由がよく分からないままに問題を解いていました。そこで大沼先生から何故書き込むのか、どうしたら読みやすくなるのかということを教えてもらい、実践したところ長文がしっかり理解できるようになりました。これが自分の中で変わった一番大きな点だと思います。
大沼先生:テスト範囲が関係代名詞や分詞の範囲で、修飾の役割を担うことが多いため文構造をしっかり理解できるようにと指導しました。元々指示などもよく聞いて努力をしている生徒だったので、劇的な変化というよりも問題に対応するための武器になる知識と使い方を身につけたことが大きいと思います。
‐以前のテストでも努力をしていたとのことですが、今回この結果がでた理由は何でしょうか。
大沼先生:初めて彼女を担当した授業で、不定詞の見分け方が分かるか本人に尋ねたときに「うーん...」と曖昧な返答があったんです。そのため、その解説から授業に入りました。そのように今まで分かっていなかったことが「何故そうなるのか」を理解したことで苦手意識が減ったのだと思います。本質的な理解がないままだと機械的に問題を解くだけになると思います。そのような2年生までの掛け違いを正していったことが大きな理由だと思います。
‐今後の英語の目標や意気込みをお願いします。
山田さん:テストについては今回初めて80点を取ることができたので、これからも持続して90点を取りたいと思います。また、英語の発音が苦手なのでそこを克服したいと思います。そのために最近は洋楽を聴いています。
大沼先生:中学校最後のテストは入試に向けて手を抜いてしまう生徒が多いのですが、そこでも気を抜かずに頑張ってほしいなと思います。また、高校英語は文法の内容も複雑になりより文構造への理解がより必要になってくるため、今回のテストで身につけた文構造の理解の仕方を活かしてほしいと思います。
最初は英語に対して苦手意識があったという山田さんは、それまで曖昧なままになってしまっていた文法などを丁寧に理解し直し長文の構造を見破る力を付けたことで英語に対する苦手意識が減ったと言います。32点もの点数アップを成し遂げ、さらに高い目標を掲げてくれました。苦手だった英語も、これからは発音もできるようになりたいと教えてくれました。
今後も目標達成に向け講師の先生と一緒に頑張ってください!
【今回、取材にご協力いただいたお二人】
フリーステップ保谷教室 生徒:山田萌菜さん 講師:大沼黎花先生
ありがとうございました。
<取材・文/開成教育グループ 個別指導部フリステウォーカー講師編集部:高山萌々子>