2022/09/26
頑張るフリーステップ生をご紹介 「自分で考えながら取り組む」ことが成果につながる。
勉強だけじゃなく、さまざまな分野で活躍するフリーステップ生を紹介するこのコーナー。
今回は、フリーステップJR野田駅前教室に通う、咲くやこの花中学校スポーツ分野2年久世菜月さんが2022年8月に行われた、全日本中学校陸上競技選手権大会にて女子4×100mリレーの代表メンバーとして出場。見事全国4位に入賞されました。そんな見事な成績を収められた久世さんに喜びの声と成果の秘訣を突撃インタビューしてきました!
≪インタビュアー≫ まずは全国4位入賞、まことにおめでとうございます。正直な今の気持ちを聞かせてください。
≪久世さん≫ 実は1位を目標に練習にも大会にも臨んでいたので、終わった瞬間は「悔しい」の一言でした。でも、大会が終わって全国4位という成績に周りの人たちが、本当にたくさん褒めてくださったり、「おめでとう!」と一緒に喜んでくださったので、「全国4位」ってすごいんだなと、今では誇りに思えています。
≪インタビュアー≫ なるほど。実際はもっと高い目標だったけど、今は結果を出せたことに充実感があるということですね。今は中学2年生ということで、そもそもまだ中学3年生の先輩がいる中でメンバーに選ばれるだけでも大変だと思うのですが、もともと小学生の間から実績があったのですか?
≪久世さん≫ いえ。小学校から陸上はしていましたが、そこまで目立った成績を出せているわけではありませんでした。中学に入ってから練習を頑張り、メンバーに選ばれました。
≪インタビュアー≫ すごいですね!並々ならぬ努力をされたと思うんですが、具体的にはどんな努力をされたんですか?
≪久世さん≫ 全体で課せられた練習ももちろん一生懸命頑張るのですが、一番大切にしていたのはそういった全体練習の中から見つけた課題を個人ごとに練習する「各自練習」というのに力を入れていました。基本的にメニューは決められていなくて、全体練習の様子をビデオに撮って自分の姿を見たり、周りの人たちに意見を求めたりして自分で課題を見つけ、その課題を克服するためにどんな練習をすればいいのか自分で考えて、自分に合った練習をこなします。やみくもに繰り返すのではなく、技術的なことを中心に課題を明確にし、無理や無駄のない練習に取り組めるので、まさに最短距離で成果につなげることができていると思います。
≪インタビュアー≫ 「自分で考えながら取り組む」ということがとても良いということですか?
≪久世さん≫ そうですね。自分で考えながら取り組むと、今練習していることが何のためで、そのような成果につながるのかイメージすることができるからよいのだと思います。どうなるかを具体的に思い浮かべることができているとそこに向かって着実に進んでいるのか、足りないところはどこか、また新たに見えてくることがどんどん出てくるのでより成果に近づきやすいのだと思います。
≪インタビュアー≫ それだけ陸上に一生懸命取り組んでいたら、勉強する時間を作るのは大変じゃないですか?
≪久世さん≫ 確かに。。。でも「学生のうちは勉強が第一」と陸上の監督からも言われていて、自分でもそうだと思うので、出された課題は必ず期限を守ることと、時間を無駄にしないように授業中にしっかりと理解しきることを心がけています。あとはフリーステップで決められた時間に通い、その時間だけは勉強だけに集中できるようにしています。
≪インタビュアー≫ フリーステップの授業で自分の役に立っていると思うことはなんですか?
≪久世さん≫ 自分が理解できていないところを的確に指摘してもらって、それを理解するために何をするべきなのか明確に示してもらえるところです。
≪インタビュアー≫ なるほど。陸上の上達と原理は同じということですね?
≪久世さん≫ はい。陸上でも勉強でも自分で考えることを心がけていますが、監督や塾の先生の存在は欠かせないと思っています。
非常にまじめで、意志が固く、常に前を向いているなという印象の久世さん。受け答えもはきはきとスポーツマンらしく、とてもさわやかな生徒さんでした。
陸上での輝かしい成果の秘訣は「自分で考えて、やるべきことを明確にすること」。それは陸上だけでなく、勉強やそのほかの様々なことに活かされているのだと感じました。
「次の目標は?」との問いに、「リレーはもちろん、全国1位を目指します。そして、個人でも次は必ず決勝に残って日本一を目指したいです。」とのこと。ぜひ目標達成してほしいと思います。「久世菜月さん」、要チェックです!!皆さんも応援よろしくお願いします!
<文/開成教育グループ 個別指導部>