2022/07/19

【高校生向け】計画的な夏休みを過ごすために

まもなく夏休みを迎えます。今回は夏休みの過ごし方についてお伝えしようと思います。

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夏休みは1か月の長期休暇になります。高校生のみなさんは学校から課題が出されているかと思いますが、それをただこなすだけではなく

1学期に学習した内容を整理し2学期に万全の体制で臨むための準備をすること

・大学受験に向けての準備をすること

この2つを意識して学習することが必要です。高校1年生の人は、大学入試は先のことと捉えがちです。しかし、現在高校1年生の学生は、大学入学共通テスト本格実施初年度の年となります。数学Cや情報が大学入学共通テストに入るなどの変更点がございます。これまで学習した内容をこの夏の間に入試レベルまで仕上げておくことができれば、その分他の科目に時間を費やすことができます。各講習ではそれまでに学習した単元を入試レベルまで引き上げる期間と思って学習してほしいと思います。

また近年、英語外部検定の重要性が増してきています。大学入試では所持している検定級やスコアにより、特別な入試に出願することができたり、入試のスコアとして活用されるケースがあります。英検などの資格対策も行い、2学期以降積極的に受検するよう準備をしましょう。

ここからは学年別に詳細をお伝えしていきます。

高校1年生

高1のみなさんはまずは学校の課題や予復習でしょう。先に大学受験を意識すると述べましたが、学校の課題を疎かにするわけではありません。学校の課題も必ず大学入試につながります。課題の問題を全て自分の力で解けるようになることを意識しましょう。例えば数学の問題集なら、間違えた問題は模範解答とともにノートにまとめ、後日再度解きなおす。また1学期の定期テストや過去の模擬試験など課題の問題を自分の力で解けるかどうか試してみる時間を取りましょう。

また、英語外部検定については高2でも高3でも受けることになりますが、学年が上がるにつれて、大学受験対策に比重をかけなければなりません。今のうちに対策しておきましょう。大学入試に対応した単語帳は一般的に2,000語程度のものが多いですが、これを受験生の3年生の時にすべて覚えることは困難です。12年のうちに語彙力という基礎をしっかりと固めておきましょう。

高校2年生

2のみなさんは高1で学習した内容は入試問題レベルまで解く力をつける必要があります。数学ⅠやA、理科の基礎科目など1年で学習した内容だけの試験科目があります。入試問題は3年になってからと思いがちですが、3年生になれば理系なら数学Ⅲ、文型なら歴史などの専門科目の学習時間に多く費やし、復習の時間が限られています。修了した科目は入試レベルまで完成させることを意識しましょう。また英語では高校で新たに学習した文法(仮定法・分詞構文・関係副詞など)の復習とそれらを含んだ慣用表現の暗記を進めていきましょう。また、学校の授業が進まない長期休暇中は長文読解の練習に時間をかけるのに適しています。翌年の受験にそなえて長文の読解練習も行っていきましょう。

高校3年生

3のみなさんは入試まで残り半年、推薦入試を受ける場合は3か月という方もいるでしょう。過去問演習に入るための、各科目、単元の復習はこの夏で終えるようにしてください。また、過去問対策を行う大学を決定するためにも、この夏休みの間に、受験する大学は併願校を含めて決定しておきましょう。9月以降も進路の悩みは尽きないとは思いますが、受験校に関しては必ず決定し、過去問対策に集中して勉強していくことが望まれます。

過去問はまずは問題形式から、時間配分、解答順序を決めて取り組みましょう。また、得点結果から科目別に自身の苦手となる単元を集中して復習しましょう。例えば英語の長文の内容を問う問題を間違えた場合は、正しい選択肢だけではなく誤っている選択肢も見直すことが重要です。間違いの選択肢の作り方にはそれぞれの大学の問題の特徴が出やすいため、過去問を解くことで傾向をつかんでおきましょう。

2学期は学校行事などもあり、勉強以外でも忙しくなる時期ですので、夏休み中に準備して、余裕をもって迎えられるようにしましょう。

<文/開成教育グループ 個別指導部 教育技術研究所>