2024/09/13
【大学受験】受験勉強はいつから始めるべき?スケジュール・勉強法を徹底解説!
高1高2生の皆さん大学受験に向けて準備は進められているでしょうか?
大学受験に向けてもうすでに取り組み始められている人も今は部活などで忙しく、あまり勉強に取り組めていない人もいると思います。今回の記事では高1高2生の今のうちから学習を計画的に行うことが大学入試においてどのようなメリットがあるのかお伝えします。
大学受験勉強の理想的なスタート時期とその重要性
はじめに高1高2生の今から大学入試に向けて勉強することの重要性を述べようと思います。高1高2生が何故このタイミングから勉強をしないといけないか、それは大学の選択が人生のターニングポイントになるからです。大学受験は大変ですが乗り越えれば必ず人生の大きな成功体験になります。目的をもって大学を志望し、全力で勉強することで大学でも充実した学生生活が過ごせると思います。また、早期から取り組む理由は、高校での学習範囲は高校受験の時とは比較できないほど広いからです。高3生になってからの勉強だけでは範囲を網羅することに精一杯になり十分な理解まで及ばず受験に挑まなくてはならない恐れがあります。そのため、高1高2生から計画的に学習することで着実に知識を定着させることができ、受験生になった時に慌てることなく学習に取り組めます。この時期に基礎を固め、受験勉強をスムーズに進めるための土台を今から作り上げていきましょう!
高1・高2の生徒が始めるべき効率的な学習法
高1高2生が学習を始めるにあたって具体的にどのような勉強に取り組めばよいかについてお話ししようと思います。高1高2生におすすめする具体的な学習法は3つあります。それは「授業の復習」、「定期テスト対策」、「語彙力の強化」です。
■授業の復習
授業で発見した不明点や重要ポイントをその日のうちノートにまとめることをおすすめします。情報が新鮮なうちにまとめると後で見返したときに内容が頭の中に入り込みやすいノートになります!
■定期テスト対策
定められた範囲の復習を行い、対策することで自分の理解度の確認をすることができます。また、大学入試は高校で履修する範囲全てから出題されるので大学入試は定期テストの延長線上にあるとも言えます。定期テストがあるたびに抜かりなく対策しておくことは大学受験対策につながるといっても過言ではありません!
■語彙力の強化
英単語や古文単語を習慣的に学習することがおすすめです。高1・高2のうちから毎日50単語ずつでも進めていけば高3生になるころにはかなりの語彙力が身につきます。語彙力を高めるだけで英文や古文を読む能力は上昇します。1日5分から10分で大丈夫なので隙間時間に単語学習を行う習慣を身につけていきましょう。
また、模試を受験した際にも模試を有効的に利用して学習を行いましょう。模試から自分の学習理解度を分析し、今後の勉強の方針を決定することで、苦手な分野はもちろん、自分が良くできている部分も知ることで、どこにどのくらいの時間を割くべきかが把握でき、学習スケジュールの設定に役立ちます。
モチベーションの管理と勉強習慣の確立
高1高2生のうちに勉強習慣を確立し、モチベーションを維持することは、大学受験への成功に向けた重要なステップです。まず、毎日の勉強時間を確保することが大切です。無理のない範囲で、平日でも先ほど述べた勉強を継続していきましょう。いきなり長時間の学習に取り組むことは難易度が高いと思うので、毎日少しずつ勉強し、勉強する体力をつけていきましょう。
毎日学習を進めるにあたって、モチベーションの管理は欠かせません。モチベーションの管理方法としては短期的な目標と長期的な目標を定めることが有効です。短期的な目標としては、定期テストや模試での成績向上を設定し、長期的な目標としては志望校への合格を掲げると良いでしょう。目標を達成した際には、小さなご褒美を設定することで、学習意欲を保ち続けることができます。
そのほかにも、好きな科目と苦手な科目を交互に勉強することもおすすめです。苦手な科目を終えたら好きな科目を勉強できるので苦手科目も乗り切ることができます!
また、いろいろな大学について調査することや、実際にキャンパスを訪れてみることもおすすめです。絶対に合格しようという気持ちがより強くなり、勉強に取り組むきっかけになります!
やるべきことを最大限にやりきろう!
これまで述べたことを実践していけば、皆さんは受験期を迎えたころにはしっかりとした基礎の土台が完成した状態になっていると思います。この土台の有無が受験にとっては命取りになるのでしっかりと勉強の習慣化に取り組んでください!
ここまでは勉強についてばかり話してきましたが、私が受験を経て大切だと感じたことについて述べたいと思います。それは、やるべきことに全力を注いでほしいということです。 皆さんの中には勉強以外にも部活など今しかできないことを頑張りたいと思っている人もいることでしょう。学生の時にしかできないこともありますが大学受験が皆さんにそう遠くはないということも事実です。勉強と自分のしたいことに優先順位をつけるのではなく、メリハリある生活を心掛け、勉強するときもしたいことをするときも全力で取り組めるタフな学生であってください。忙しい、疲れたから妥協するのではなく、目の前にあるやるべきことから逃げず、全力で取り組んでください!それが目標を成し遂げるために最も重要な力だと思います。
〈文/開成教育グループ 大学受験専門館 西宮北口教室フェロー 友定舜〉