2022/04/04

【高校生対象】1学期中間テストに向けて

今回は新しく高校生になる新高校1年生、今年度から高校2年生、受験学年となる3年生へ向け、それぞれの視点から大学進学を目指すための定期テストの位置づけを認識し直し、後悔のない高校生活を送ってもらいたいと思いこのコラムを書きます!

※本コラムでは学年別の定期テストに関するアドバイスを述べた後、実践的な学習法アドバイスを行います。ぜひ参考にしてください。

高校1年生 ▶高校2年生 ▶高校3年生

 

【高校1年生】定期テストって大事なの?

中学時代と同様、高校でも定期テストは内申点に直結する大切な要素です!

そんな定期テストを"1年生の1学期"から頑張るべき理由を2つ解説します。

①成績が良いと学内推薦がもらえる

大学には一般入試以外にも推薦入試というお得な入試があります!推薦入試は受験科目が少なかったり、試験で求められるボーダーラインが下がったりと有利に進むことが多いです。そんな好待遇を受けるためには、1年次から3年生1学期期末試験までの成績が必要になることがほとんどです!!

しかも、高校での定期テストの校内順位は中学校までと違い、学年が上がっても順位に大きく変動がないと言われています!

②受験学年からの勉強では間に合わない

大学受験について研究している、船登惟希(ふなと よしあき)先生の著書

高校の勉強のトリセツ(船登惟希、山下佳祐著、学研プラス)では高校の学習総量は中学の10倍にも及ぶと書かれています。習った範囲を定期テスト毎に整理し、身につけることが大学受験のためには必須となります。

以上より"1年生の1学期"からの学習が必要となることが伝わったでしょうか。

【高校2年生】今から定期テストを頑張る意味ってあるの?

1年間の高校生活を経て、程よく授業にも慣れ、勉強の中だるみの時期になりがちです。1年生の時成績があまり良くなかったため、今更定期テストを頑張ってもな...となる学生もいるでしょう。しかし、その考え非常にもったいないです!なぜなら大学入試の出題範囲は高校入試と違い、高1・高2の内容が大きなウエイトを占めているからです!先ほどの章でも述べましたが、受験学年になってから1.2年生の内容がボロボロ...という状況では手遅れになるかもしれません。だから、今から始められることを始めましょう。そのための一歩が定期テスト勉強です!

【高校3年生】受験勉強と定期テストの両立について

受験学年になり、本格的に受験勉強だけに集中したいのに、今月末に定期テストが...全ての受験生の抱える悩みかと思います。そんな悩める受験生に私の考える(学校の教育方針など個人差はあるので注意)アドバイスをします!

①推薦を目指す学生

受験勉強よりも定期テスト勉強のウエイトを大きくして、少しでも推薦をもらうためのアピールをしましょう。

②推薦は厳しい、一般入試に絞っている学生

・受験と被る科目

→必ず受験の役に立つので、定期テスト対策をきちんと行いましょう。

・受験に必要でない科目

→学校の授業ノートの復習、指定された問題集を解くなど赤点回避のための最低限勉強すれば十分でしょう。

 

最後に定期テスト学習について、3つアドバイスをします。

①指定された問題集の範囲を完璧に理解するまで復習しましょう。

課題提出を求められることがあるため、最低一周はするかと思います。

しかし、それでは周りと同じで差が生まれません。

周りと差をつけるためには、精度良く範囲の問題演習をこなす必要があります。おすすめは初見で間違えた問題を3周することです!

それだと答えを覚えてしまいますね()しかし、それぐらい身につけられると完璧です!

 

②先生に学習アドバイスをもらいにいきましょう。

恥を捨てて学校の先生に直接出そうな範囲を聞いてみると案外出題問題を教えてもらえることや、ヒントをもらえることがあるかもしれません。

少なくとも意欲のある生徒には映るでしょう!また、学校の先生だけではなく塾の先生にも聞いてみてください。出やすい範囲など様々なアドバイスをもらえると思います!

 

③普段からの学習習慣をつける。

テストで出る問題は授業で習った範囲なので、普段から学習習慣をつけることが大切です。そのためには

①予習をする授業を理解する復習をする

このサイクルを確立するのが理想です。

もし、これらのサイクルを自力で行うことに難易度が高いと感じるようであれば、塾を利用することも検討してみてはいかがでしょうか。

私たち代ゼミサテライン予備校では学校の予習に最適なレベルの「高校教科書完全マスター」「単元別基礎力完成講座」という授業を用意しております。こちらを利用すると、多くの学生が苦手とする予習を効率よく行えます。さらに、学校の授業を理解する手助けにもなります。また、映像授業なので部活等で忙しい学生でも自分のスケジュールに合わせて授業を受けることができるのでおすすめです。

 

今回のコラムを読んで、少しでも気になることがあればお気軽に最寄りの代ゼミサテライン予備校にお立ち寄りください。

<文/開成教育グループ 代ゼミサテライン予備校大学受験専門館 板宿教室 山岡勢波>