2022/04/18

【大学受験】長文読解のコツや対策方法とは?

こんにちは!受験科目において文系、理系問わず避けることが難しいのが英語という教科です。
特に長文読解に関しては、目に見える成果がすぐに表れるものではないので、特に苦手意識が強い方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は読解のコツや、どう対策していけばいいのかを
数パターン紹介していきますので、自分に合ったやり方を見つけてもらえると幸いです!

 

①なぜ苦手意識を持っているのかを考えよう!

長文読解が漠然と苦手と考えている方はいないでしょうか?
物事には何かしらの原因があることがほとんどです。
まずはどうして長文読解に苦手意識を持っているのかを考えてみましょう。

Ⅰ.単語や熟語が分からない

長文を読む中で重要になりそうな動詞や、名詞、接続詞などの単語の意味がわからない!という経験はありませんか?
その場合は第一段階として、単語力の強化をしていきましょう!
※趣旨から外れてしまうので単語の覚え方は割愛させていただきます。気になる方は別の記事を参考にしてください!
もし単語が読めないだけじゃなくて他の原因があるかも・・・と思われる方はわからない単語がでてきたら辞書や単語帳を使って意味を理解しながら読解を進めてみてください。(その際にわからなかった単語をメモするようにしましょう!)単語の意味が分かれば本文の理解ができる!という状態なら単語力の強化をするだけで読解がしやすくなると思います。

Ⅱ.途中で話の展開についていけなくなる

導入部分に関しては問題なく読み進められている、わからない部分もあるがついていけるという方で、徐々に何を言っているのかわからない!となることはありませんか?
特に1文が2行にまたがるような長い文章になるとどう訳していいのかがわからなくなることは多々あると思います。
ではどこが問題点なのかを探っていきましょう。
まず、読みづらいと思った文章の和訳を書いてみましょう。
そして自分の書いた訳と解答の訳を比べてみて、どの部分が足りていないのかを検証してみましょう。
自分が訳せなかった、解釈を間違っていたところに関しては文法知識が足りていない、前述した単語の問題などもあるかもしれません。
その場合は足りていなかった知識を補うためのトレーニングをしてみましょう。(文法の覚え方も別記事を参照してみてください!)
次に、文解釈がうまくできていないというケースも考えられます。
長い文章だと主語がどこまでで、それにかかる形容詞がどれで、動詞が~と考えることが非常に多くなります。
その場合は無理に長文を読むことに固執せず、一文一文を正確に訳す構文解釈の練習をしてみましょう!

Ⅲ.時間をかければ読めるけど早く読めない

特に共通テストの問題でありがちなのが、複雑な文章ではないが、文章量が多いため時間内に読み切ることができなかった、というケースです。この場合は上記2つのケースとは異なり、"正確に訳す"という技術よりも"概要を掴む"というテクニックが必要となります。文章を読むのに時間がかかる生徒に多いのが、「頭の中で日本語訳をしながら読み進めていく」パターンではないでしょうか。

もちろんそれが必要な場面もありますが、速さを求める場合にはあまり適さないことがあります。少し上級テクニックにはなりますが、「英語を英語のまま理解する」という方法を試してみてほしいです。

どういうことかというと、

ex). The combination of a newspaper that was cheap as well as being easily available was successful, and soon Day was making a good living publishing The Sun.
(出典:共通テスト試行問題H30年度英語リーディングより)

このような長い文章をしっかり英訳すると、

「安さと手軽に手に入れることができるという新聞の組み合わせが成功し、まもなくデイは"ザ・サン"を発行することでいい生活を送ることができるようになった。」

となります。
しかし、日本語の文法と英語の文法では仕組みが違うことは周知の事実ですので、
日本語として意味が通る訳を自分の頭の中で作らなくても英文理解は可能です!

「新聞の組み合わせ、安さと手軽に手に入れられることが成功した、ではいい生活ができるようになった、ザ・サンを発行して」

これを頭の中で「日本語にせず」英単語、短文レベルで意味を取っていければ所要時間が大幅に短くできるはずです!
練習が必要にはなると思いますが、時間短縮をしたいと思っている方にはオススメの方法です!

さいごに

いかがでしたか?このように一口に長文が苦手!といっても様々な要因があることが分かっていただけたかと思います。
もちろん自分一人で弱点が見つけられないこともあると思うので、
その際は塾や学校の先生にアドバイスを貰うことも重要です。

また、開成教育グループ 代ゼミサテライン予備校では英語長文に特化した様々な授業を提供していますので、共通テスト対策はもちろん、難関国公立の二次試験に対応する授業も幅広く扱っていますので、興味のある方はお近くの開成教育グループ 代ゼミサテライン予備校の教室までお気軽にお問い合わせください!

〈文/開成教育グループ 代ゼミサテライン予備校大学受験専門館 枚方教室 大津留翼〉