2022/09/26

【大学受験】受験生必見!受験直前に気をつけること

受験生のみなさんへ

ついに秋になり、受験の日が近づいていますね。受験生のみなさんは、受験を控え、不安や緊張、焦りを抱えながらも、一生懸命勉強に取り組んでいる時期でしょう。成績に伸び悩む受験生、今まさに成績が上がってきている受験生など様々だと思いますが、それぞれ後悔が残らないように、諦めず最後までやりきりましょう。今回は受験の際に気をつけるべきことをまとめましたので、直近に受験を控えている方々は参考にしてみてください!

受験直前に気をつけることって何?

受験の際には、勉強面の準備はもちろん、勉強面以外にも準備が必要になります。

受験当日に忘れ物をしてしまったり、体調を崩してしまったりということが原因で本番に十分な力を発揮できないとなると元も子もありません。いかに安定した精神状態、そして万全の体調で試験に臨めるかということは試験結果を大きく左右します。前日までに万全の準備を整え、心身共に良い状態で試験に臨むようにしましょう!

受験において気をつけることを項目化しました。是非読んで参考にしてみてください!

試験に向けての準備

◾︎夜更かしをせず、早寝早起きの習慣を心がける

◾︎6時間以上寝る

◾︎ご飯をしっかり食べる

◾︎人の多いところは避け、マスクを着用するなどの感染症対策を行う

試験は、午前8~9時頃から始まることが多いです。そのような時間帯でも脳を働かせるために、早寝早起きの習慣を身につけておくことが良いとされています。また、集中力や記憶力を高めるためには、栄養バランスのとれた食事を心がけることが大切です。普段の日常生活から食生活と睡眠リズムを見直し、試験本番で実力が発揮できるようにしましょう!

試験前日にすること

□しっかりと晩ごはんを食べる

□リラックスしていつも通り過ごす

□試験開始時間を確認し、目覚ましをセットする

□ポジティブな精神状態をつくる

→塾や学校の先生、家族、友達などから応援のコトバをもらう等

□受験票や入試要項を確認しながら、持ち物を準備する

<主な持ち物>

・受験票

・生徒証

・鉛筆、シャープペンシル、消しゴム、替え芯などの筆記用具

・交通機関ICカード

・現金

・携帯電話、スマートフォン

・昼食

・飲み物

・間食用のお菓子(チョコレートやラムネ)

・時計(秒針の音がせず、時計機能のみのもの)

・カイロ

・替えのマスク

・会場が寒い場合に身につける防寒着

・参考書などの勉強道具

・目薬やポケットティッシュなど(必要な場合)

・上履きやそれを入れる袋(必要な場合)

・メガネ(必要な場合)

・予備のコンタクトレンズ(必要な場合)

・雨具(必要な場合) など

鉛筆やシャープペンシルは念のため余分に持っていくようにしましょう。また、試験当日の朝に焦って準備することがないよう、前日までに持ち物などをしっかりと確認し、早めの就寝を心がけましょう。

試験当日

□試験会場には時間に余裕をもって着くようにする

□会場内の寒暖を調節できるような服装での受験を心がける

試験会場に早く着き、その場の雰囲気に慣れておくことによって、より落ち着いた精神状態で試験に臨むことができます。

試験開始後

□受験番号と名前は試験開始後すぐに必ず記入する

□周りのペースに影響されず、自分のペースで問題に向き合う

□分からない問題があっても焦らずに、一旦とばして得意な問題から先に解いていく

□事前に大問ごとで解く順番と時間配分を決めておく

□早めに問題を解き終わったら、マークミスがないか見直しをする

□諦めない

□自信を持ち、合格するぞ!という強い気持ちで試験に臨む

受験において、まず大切なのは「焦らない」ということです。ですが、わからない問題が出てきた時などに「どうしよう」と焦ってしまうことはあると思います。そのような時は一旦深呼吸し、気持ちを落ち着かせてから再び問題を解くようにしましょう。そうすることで視野が広がり、新たな視点から問題に向き合うことができるかもしれません。また、焦ること=悪いことと思わないようにしましょう。緊張からの焦りは誰にでもあることです。いっそのこと「緊張することは当たり前」と開き直り、リラックスした状態で試験に臨みましょう。

次に大切なのは「諦めない」ということです。試験中にもしも気持ちが折れてしまいそうになったとしても、試験終了の合図があるまでは問題を解くことを諦めてはいけません。今までコツコツと努力してきた日々や多くのものを我慢して勉強に向き合った日々は、みなさんの力になっています。その努力の日々を思い出し、自信を持ってください。そうすれば、きっと「自分なら大丈夫!」という気持ちになれるはずです。

試験終了後は、速やかに試験会場から帰宅し、受験の疲れをとるようにしましょう。また、その日の試験の良し悪しを引きずらず、気持ちを切り替えて次の試験の準備に取りかかるようにしましょう。

最後に

この時期、受験において自信が持てないという受験生も多いのではないでしょうか。そんな時は自分がこれまで勉強の時に使ってきたノートなどを見返してみてください。それらのものは全て、あなた自身が一生懸命勉強に取り組んだという努力の結晶です。また、受験生のみなさんはこの受験勉強期間の中で知らないうちに多くの力を身につけているでしょう。例えば、自ら勉強の目標を設定し、それを達成するために「いつまでに 何を どれくらい」を考え、計画をたてる『計画力』、自分の欲をコントロールし、勉強に向き合い続ける『忍耐力』や『継続力』、夢に基づいて自ら志望校を選択し、それに向かって取り組むことができる『主体性』などです。これらの力には、受験という壁を突破できる大きな可能性が秘められています。もちろん多くの受験生が焦りや悩み、失敗するかもという不安などを抱えていると思います。ですが、ここまでコツコツと懸命に努力してきた自分自身を信じ、目標達成への強い気持ちを持ち続けてください。そして、志望校合格までの道のりを真っ直ぐに突き進みましょう!

〈文/開成教育グループ 大学受験専門館 西田辺教室フェロー 西村弥桜〉