2025/02/17

【大学受験】英単語帳の効果的な使い方

 大学受験に向けた準備は順調に進んでいますか?すでに進めているという人もいれば、全く気乗りしていない人もいると思います。また、何をどう進めてよいか悩んでいる人もいるでしょう。そんな悩める受験生のみなさんに向けて、今回は合格の鍵を握る重要な要素である「英単語を効率よく身につける単語帳の使い方」をみなさんに伝授できればと考えています。膨大な単語を短期間で効率よく学ぶには、適切な方法を取り入れることが不可欠です。ここでは、英単語帳を活用した効果的な学習法を紹介し、受験勉強を有意義なものにするためのヒントをお伝えします。

INDEX

■英単語帳を選ぶ際のポイント!
■効率的な単語学習の方法とコツ
■目的別の活用法と目標達成プラン
■注意すべき点と学習の工夫
■まとめ:英単語帳を活用した学習成果を最大化するために

 

■英単語帳を選ぶ際のポイント!

 大学受験における英単語帳選びは、試験対策の重要な一環です!的確に選び、使うことで効率よく単語力を身につけることができます。

このセクションでは、自分に合った英単語帳を選ぶ際のポイントを紹介していきます!

自分に合った英単語帳の選び方

 英単語帳は数多く存在しますが、自分に合ったものを選ぶことが最も重要です。まず、自分の学習スタイルや好みを考慮に入れましょう。例えば、視覚的に学びたい人はイラストや図解が多い単語帳が適していますし、音声で覚えるのが得意な人は、CDやアプリが付属している単語帳が良いでしょう。自分の学び方を理解することで、効果的な単語帳に出会える確率が高まります。

目標設定と学習目的の明確化

 単語帳を選ぶ前に、具体的な目標と学習目的を明確にしておくことが大切です。たとえば、大学受験のためにはどの程度の単語力が必要なのか、どのようなジャンルの単語を重点的に学びたいのかを考えます。さらには、「共通テストで高得点を狙いたい」、「難関大学の長文問題に対応できる単語力をつけたい」といった具体的な目標をもつことにより、自分のニーズに合った単語帳を見つけられ、目標達成へのモチベーションも高まります。自分の志望校から逆算してベストな単語帳を選択しましょう!

レベルや使いやすさのチェック

 英単語帳には初心者向けから上級者向けまでと、さまざまなレベルがあります。自分の現在の英語レベルを把握し、それに合った単語帳を選ぶことが重要です。また、使いやすさも考慮しましょう。書き込みスペースがある教材や、持ち運びしやすいサイズ、見やすいレイアウトが施されているかなど、実際に手に取って確認すると良いでしょう。

英単語帳の.jpg

 例えば、このようにターゲット1400とターゲット1900でも取り扱う単語に違いがあります。まずは自分に合った単語帳を選び、必要に応じてステップアップすることが効果的であると考えます。つまり、1冊を完璧にするのも良いですが、2,3冊をしっかり扱うことも難関大学を目指すにあたっては肝要になります。

レビューやサンプルの確認

 単語帳を選ぶ際には、他のユーザーのレビューやサンプルを確認することもおすすめです。特に、実際にその単語帳を使用した人の意見や評価を参考にすることで、自分にとってのメリットやデメリットを把握できます。また、書店などで試し読みをすることもできるので、自分に合うかを実際に確かめるチャンスを逃さないようにしましょう。「どのような順番で単語が掲載されているか」、「例文の充実度」などをチェックすると良いと思います。

 

■効率的な単語学習の方法とコツ

 英単語の学習を効率的に進めるためには、工夫と計画が重要です。ここでは、効果的な単語学習の方法とそのコツをご紹介します。

隙間時間を活用した勉強法

 日々の生活の中で、意外と多くの隙間時間が存在します。通学中や待ち時間など、ちょっとした時間を利用して勉強する方法を取り入れましょう。例えば、英単語帳を持ち歩いて、数分間の空き時間に新しい単語を覚えたり、復習したりすることができます。また、スマートフォンのアプリにあるフラッシュカードを活用することで、いつでもどこでも手軽に学習ができます。このように、日常の隙間時間を積極的に利用することで、効率よく学習を進めることができます。

忘却曲線を意識した復習計画

 学習した内容は時間と共に忘れやすいとされていますが、その特性を理解し、忘却曲線を意識した復習計画を立てることが重要です。新しく覚えた単語を「数時間後、数日後、1週間後」に復習することで記憶が定着しやすくなります。個人的なおすすめとしては1日に同じ50単語を就寝前と起床後に見る習慣をつけ、単語帳を何周もすることがおすすめです。寝ている間に情報を整理するため、起床後にアウトプットすることで効率よく覚えられます。

リスニングや例文を活用した単語記憶

 単語を覚える際には、リスニングや例文を活用することで、より実践的な記憶が可能になります。単語の発音を聴くことによって、耳からも情報を取り入れられ、記憶の定着を助けます。また、実際の会話や文章の中でその単語が使われる例文を学ぶことで、文脈を理解しやすくなり、単語の意味を深めることができます。視覚だけでなく聴覚も意識したトレーニングは共通テストや二次試験のリスニングなどで力を発揮します。

赤シートやフラッシュカードを使った暗記法

 また、フラッシュカードもお勧めのツールです。単語の表面に英単語を書き、裏面にその意味や例文を書くことで、効率的に復習できます。フラッシュカードは持ち運びが便利で、隙間時間の学習にもぴったりです。繰り返し使うことで、反復学習が促進され、記憶が定着しやすくなります。ゲーム形式で友達と出題しあうことも良い勉強になるでしょう。

 

■目的別の活用法と目標達成プラン

 英単語学習は目的に応じてアプローチを変えることで、より効果的に目標を達成できます。ここでは、受験対策、TOEICTOEFL対策などの目的に応じた単語帳の活用法について触れたいと思います。

受験対策での効果的な使い方

 大学受験に向けた英単語の学習は、試験範囲に特化した内容を重視することが重要です。まずは、過去問や模試を確認し、出題レベルと頻出単語を把握しましょう。その上で、単語帳を選ぶ際には、受験に特化したものや、特定の大学の傾向に合った教材を選ぶと良いでしょう。毎日の学習スケジュールに組み込み、目標数の単語を設定して、計画的に進めることが大切です。また、先ほども述べたように例文を使って文脈で単語を覚えることや忘却曲線を意識した復習計画を立てることでさらなる効果を見込めるでしょう!

TOEICTOEFL対策用学習術

 TOEICやTOEFLなどの試験対策では、特に試験形式に応じた単語学習が求められます。これらの試験では、ビジネス用語やアカデミックな表現が多く出題されるため、専門的な単語帳を使用することをおすすめします。リスニング対策として、英語の音声教材を使い、聞き取れない単語に注目して学習することが重要です。また、模擬試験を定期的に行い、実際の試験環境に慣れることで、試験対策がより効果的になります。特に、語彙力を強化するために、毎日新しい単語を覚え、実際に使ってみることがポイントです!

 

■注意すべき点と学習の工夫

 ここでは英単語を学習していく上での注意点について触れたいと思います。

効率の悪い暗記方法を避ける

 単語の暗記は多くの学生にとって避けて通れないことですが、効率の悪い暗記方法を用いると学習効果が薄れることがあります。例えば、単語をただ書き写したり、繰り返し口に出したりするだけでは、定着しにくいです。特に、意味や用法を考えずに単語を丸暗記する方法は、時間を無駄にしてしまうことがあります。効果的な方法を選ぶことで、短期間で多くの単語を効果的に覚えることが可能です。たとえば、視覚的な手法や音声を取り入れた学習方法が有効です。明日の小テストのためだけの短期記憶では受験に立ち向かえません。自分の知識として定着させる方法を選択しましょう!

丸暗記のリスクを軽減する方法

 丸暗記は、一時的には記憶に定着するかもしれませんが、長期的には単語の意味や使い方を理解せずに忘れてしまう可能性があります。このリスクを軽減するためには、単語を記憶する際に、その単語の意味や用法を一緒に学ぶことが重要です。例えば、単語の定義だけでなく、実際の例文を見たり、使用シーンを考えたりすることで、文脈の中で単語を理解することができます。また、関連する単語や反意語、同義語をセットで学ぶことで、より深い理解と記憶の定着が促進されます。

文脈や例文で単語を理解する重要性

 英単語を効果的に覚えるためには、単語を単独で覚えるのではなく、文脈や例文を通して理解することが不可欠です。単語はその意味を文脈によって変化させることが多く、例文を通じて具体的な使われ方を学ぶことで、単語の意味をより明確に把握できます。たとえば、同じ単語でも、異なる文脈で全く違った意味を持つことがあります。このため、日常英会話やビジネス英語の中で実際に使われる例をたくさん見たり、聞いたりすることが大切です。また、自分自身で例文を作成することにより、より強い記憶と理解が得られるでしょう。

 

■まとめ:英単語帳を活用した学習成果を最大化するために

 ここまで、単語帳の使い方を通してみなさんがより効率よく英単語を覚えられる方法について語ってきましたが、最後に一番大事なことをお伝えしたいと思います。それは「急がば回れ」ということです。どういうことかというと、継続して努力しなければいくら効率だけを求めても定着しないということです。英語力の基礎は英単語に詰まっていますが一朝一夕でどうにかなるものではありません。個人にあった効率的な方法を継続してこその成果だと思います。結果はすぐ目に見えてわかるものではないですが、自分のできるペースで続けてみてください。そうすればおのずと力はついています。地道な勉強にはなりますがこれを乗り越えてこそ見える景色があると思います。

 

<文/開成教育グループ 大学受験専門館 西宮教室 友定舜>