2023/08/07

【大学受験 公民】夏休み中の勉強方法

高3生の皆さん、日々の受験勉強、お疲れ様です!

夏休みに入り、いよいよ受験も後半戦に差し掛かろうとしていますね。

今回はつい疎かにしてしまいがちな公民の勉強方法について扱います。国公立大学を受験する方々はぜひ参考にしてみてください。公民の勉強をすることで、共通テスト全体の点数が一気にアップしますよ。

入試における公民の重要性


 多くの大学で公民の点数割合は低く、重要でないと思っている方も多いのではないでしょうか。しかしすべての大学がそうであるわけではありません大阪公立大学の経済学部を例に見てみましょう。

大阪公立大学経済学部一般選抜.jpg

上の表のように選択の仕方によっては公民の配点が地歴・公民の半分を占めることとなり、これは数学Ⅰ・Aと同じ割合となっています。ほかにも、大阪大学経済学部の文系受験であれば、公民を選択する場合は倫理,政治・経済が必須の科目となっています。また、公民は毎年平均点が高く、落としてしまうとほかの受験生と差が出やすい科目です。

夏休み中にすべきことは?


それではこの夏、どのようにして公民を勉強していくのが良いのでしょうか。大切なのは、問題演習によるアウトプットです。今までの公民の勉強といえば、用語を覚えたり、時系列を頭に入れたりと、インプットが中心でした。そのようにして暗記した内容を問題演習でアウトプットし、わからない部分を明確にして、その分野に焦点を当てることで効率よく勉強することができます。直近に受けた模試で間違えた分野を勉強しなおすことも有効的な方法です。たくさんの問題に目を通すことで、自分の苦手な分野をいち早く知ることができますよ。まだ覚えきれていない部分は単語帳を作るなどして、徹底的に網羅していきましょう。

秋からの勉強方法


 秋までに、とりわけ11月までには全範囲の履修を終えてしまいましょう。そこからはとにかく過去問演習を行い、知識の漏れをなくしましょう。過去問に取り組む時も、模試と同様に復習することを忘れないでください。せっかく自分が覚えていないところが明らかになっているのに、手を付けないのは非常にもったいないです。過去問にも限りがありますので、一つひとつ大切に行いましょう。

効率よく全範囲を網羅するには


公民の多くは暗記科目であり、覚えなければならないことが非常に多いです。公民に時間を割きたいけれど、ほかの科目も勉強しなければならず、効率的な勉強方法が知りたい、という声をよく耳にします。そこで私がおすすめしたいのは代ゼミサテライン予備校の夏期講習です。講座の種類が豊富で、それぞれの目的に合った授業を見ることができます。また、プロの講師が勉強すべきところやその方法を教えてくれて、少ない受講数で受験に必要な知識を身につけることができます。

〇終わりに

 以上のように公民の勉強で大切なのはアウトプットです。アウトプットで明らかになった知識漏れを補うことで、公民の点数がアップします。これからも勉強を頑張ってください。応援しています!

〈文/開成教育グループ 代ゼミサテライン予備校大学受験専門館 石橋教室フェロー 又野真那〉