2023/11/20

【大学受験】早めの決断が合格への第一歩!!志望校を考えよう!

志望校選びに悩んでいる高校1年生、2年生は多いのではないでしょうか。志望校選びは自らの将来を大きく左右する重要な決断です。

本記事では志望校の決め方や決める際のポイント、早めに志望校を決めるメリット等をお伝えしていきます。志望校選びに迷っている方にはもちろんのこと、既に志望校を決めている方にも必読の内容です。

文理選択について


多くの高校では、高校1年生の終わりが文理選択の時期にあたるのではないでしょうか。受験をするのは2年も先、あまり深く考えずにいる人も多いかと思います。この章では文理選択の際に必要な2つのポイントを紹介していきます。

1つ目のポイントは、「やりたいこと」を重視し、「教科における得意不得意で決めない」ということです。将来的に興味のある学問や職業について一度考えてみましょう。大学で学びたいことや、就きたい職業を想像してみることで、自分が文系に進みたいのか理系に進みたいのかが見えてくるでしょう。学問の内容やキャンパスライフ、就きたい職業へのステップアップなど、自分なりの「やりたいこと」を持つことで、長い受験勉強を乗り切るモチベーションにもなります。

2つ目のポイントは、現時点で重点的に学習する教科を決めるということです。今の自分の得意な教科・不得意な教科を、模試の結果や定期テストの成績などを通して把握しましょう。文理選択をする際に必要な教科を把握しておくことで早めに対策することができます。必要な教科の中に不得意なものがあれば、苦手克服に向けて体制を整えていきましょう。

志望校選びについて


 文理選択が決まると、次は志望校選びです。ここでは高校2年生時における志望校の決め方や考え方を2つのポイントに分けてお伝えします。

1つ目は、今一度「将来についてじっくり考える」ということです。先ほどの文理選択でお伝えしたことに加え、興味のある学部学科、講義研究内容、OBの就職先など詳しく調べましょう。調べていく中で大学に対するイメージが具体的になってきます。またここで重要なのは、有名な大学や何となく行きたいと思っている大学だけではなく、興味や関心に応じて幅広く大学を調べ、それぞれを比較していくことです。そうすることで各大学の特色が分かり、自分が本当に行きたい大学が見えてきます。

2つ目は、「志望校の入試情報やキャンパス情報を調べる」ということです。インターネットで入試情報を調べ、資料請求ができる場合は請求しましょう。またある程度候補の大学が決まっている場合は、1度オープンキャンパスに行くことをおすすめします。実際に大学に足を運び、在籍している学生を見ることで、大学生活をイメージすることができます。また講義体験や、教授や学生と交流できる場が設けられていることもあるので、事前に内容を確認して参加しましょう。

早めに志望校を決めるメリット


この章では早めに志望校を決めるメリットについて詳しく解説していきます。早期に志望校を決める最も大きなメリットは受験スケジュールを見通せることです。ここでの受験スケジュールとは具体的な入試日程から逆算したスケジュールのことを意味します。例えば、国公立大学を志望する場合の多くは、大学入試共通テストと各大学が課す二次試験を受験する必要があります。これに加えて併願校として私立大学を受験する場合は、1月~3月の間で少なくとも3回は受験する必要があります。それぞれの対策をどの時期にどれくらい行うのか、早めに志望校を決めることによってゆとりをもって、しっかりと対策することができます。受験スケジュールの把握が日々の学習スケジュールをより具体的にさせてくれるのです。

おわりに

これまでお伝えした通り、志望校選択は受験においてかなり重要であり、確実に情報を集め、根拠を持って選んでいく必要があります。しかし無数にある大学の中から自分が本当に行きたい大学を見つけ出すことは簡単なことではありません。そこで、実際に受験勉強を経験している代ゼミサテライン予備校のフェローがあなたに最も適した志望校を一緒に考え、合格まで導きます。この記事を読んで少しでも気になった方は、是非ともお近くの開成教育グループ代ゼミサテライン予備校の教室までお問い合わせください。

〈文/開成教育グループ 代ゼミサテライン予備校大学受験専門館 上本町教室フェロー 中西柊太〉