2023/10/23

中学生と高校生の違いとは?ー現役高校生に聞いてみた!ー

中学生と高校生の違いとは?ー現役高校生に聞いてみた!ー

フリステWALKERでは毎年、中学生と高校生の違いについての記事をお届けしています。記事によると、生活面については「通学時間が増加し部活動が忙しくなるため、自由時間が短くなる」こと、学習面については「応用的な学習内容に加え、科目数が倍になるため、より多くの勉強時間が求められる」ことが中学生と高校生の違いとして挙げられています。これらの違いについて現役の高校生はどう感じているのか、インタビューしてきました!

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今回インタビューを受けてくれたのは、帷子ノ辻教室に通っている高校3年生の大塚君と高校2年生の高橋君です。

いつ頃からフリーステップに通っていますか?

大塚君:フリーステップには中学3年生の10月から高校3年生の今までずっと通っています。体験授業を受けて、授業が楽しい、良い授業だなと思い入塾しました。

高橋君:中学1年生の春から通っていましたが高校1年生の頃、友達の影響で一時期別の塾に通っていました。ただ、別の塾に通う中でフリーステップの方が自習室の環境が充実していると感じ、またフリーステップに通うようになりました。

高校受験に向けて、どのように勉強しましたか?

大塚君:フリーステップに入るまで毎日勉強する習慣がなかったのですが、受験勉強のために毎日4、5時間は勉強するようになりました。勉強習慣は高校入学後も続いていて、授業のない日でも「とりあえず塾に行こう」と考えて塾に行くことで、勉強を続けています。

高橋君:「中学生の範囲でつまずいたら嫌だな」と思い、塾に通い始めました。中学1年生から数学と英語の授業を受けていましたが、数学は得意教科になり受験では得点源になりました。英単語を勉強することが苦手でしたが、先生がペースを決めて単語テストを続けてくれたので、苦手意識はありますが英語の勉強が嫌ではなくなりました。高校入学後も、スタートダッシュを切れたおかげで数学は得意のままで、授業がない日でも自習のために塾に来て勉強する習慣がついています。

中学生と高校生の違いとして、「部活動が忙しくなる」とありますが、実際にどう感じますか?

大塚君:僕は「部活にかける時間を自分の趣味や好きなことに使いたい」と考え、部活をしていません。その代わりに、アルバイトをしてそのお金を趣味の自転車に使っています。知らない土地に自転車で行き、現地の人と仲良くなったりしています。その経験の中で、初対面の人とうまく話す力がつきました。高校生は部活を強制されないので、自分一人でやりたい事を自分のペースですることができます。ただ部活をするだけじゃなくて、「部活以外にやりたい事をする」という選択肢があるのが高校生だと思います。

高橋君:僕は中学生からずっとバスケットボール部に入っています。高校生になって全体的にレベルが上がったため、ほかの学校に勝つために中学生の部活と比べて練習の内容面でしんどくなったところがありますが、スケジュール的にはそこまで部活に時間をとられるという感じはありません。それに、部活はしんどいですが、上下関係が学べ、「やらないといけないことをきっちりやる習慣」が身についたと感じています。

中学生と高校生の学習面の違いとして、「中学の応用になるので難しくなる」とありますが、実際にどう感じましたか?

大塚君:「これは中学の応用だな」と感じることもありますが、数学は急にレベルが跳ね上がったように感じました。今振り返ってみると、中学生の範囲を理解できていれば、高校生の範囲はその応用として勉強できていたと思いますが、当時は「高校で勉強した範囲が中学範囲とどう結びついているのかが分からない」という状況でした。高校入学前に、中学範囲を総復習すれば良かったと思いました。

高橋君:僕は皆が言うほど難しく感じませんでした。中学生の時点で、中学生の範囲をきっちり勉強していたこと、高校入学前に塾の授業で予習できたこと、入学前に塾の授業で準備できたことと、ちょっとでも分からないと感じたらすぐに先生に質問することを心掛けていたことが良かったと思います。

中学生に向けて一言、もしくは高校生の魅力を教えてください!

大塚君:できるだけ早い時期から勉強をした方が良いと思います!自分の納得のいく高校に行くことで、将来の幅が広がるだけじゃなく、自分が純粋に楽しいと思えることを目いっぱい楽しめると思います!

高橋君:高校生は中学生に比べて、学校で携帯が使えたりジュースが飲めたり自由が増えると思います。しんどいことも増えますが、自由が増えるというのが高校の魅力だと思います!

インタビューを終えて

中学と高校の違いとして、学習面については、大塚君の話で中学の範囲が身についていないと、高校の範囲はついていけないということがよく分かりました。

中学の範囲を身につけた上で、高橋君の「ちょっとでも分からないところはすぐに聞く」ことが高校範囲についていく秘訣かもしれません。二人の話に共通していたのが「中学生に比べて高校生は自由、選択肢が増える」という点です。

教室で携帯が使える自由や部活をしない自由などありましたが、その選択肢を選んだ後に何を学び、何を身につけるかが大切だと思います。その点において二人はよく学んでいて、良い経験、良い高校生活を送っているんだなと感じました。

  

※取材は202210月時点のものです。

 

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<取材・文/開成教育グループ 個別指導部フリステウォーカー講師編集部>